
ドゥブレット対戦相手

女子ドゥブレット、カレドヌール

遊んでいるように見えますが正規のドゥブレット

カレドヌールでの競技スポンソールのTシャツ着用

コンプレマンテールでの女子選手

マルセイユのタクシーローランとミヨーで
フランス大会参加 ミヨー編3
インタナショナル大会テランの理解
当時、年間20大会程度がフランス連盟公認のインタナショナル大会でした。そのカレドヌールは16面が常識で、どの大会会場でも区画線は明瞭で、幅が約10cmの、ペイントとも思える石灰線の中心に、直径2mm未満の細い糸が張ってある場合が殆どでした。その場合は、その糸が判断の基準になります。
石灰による約幅10cmの線は、観客も遠目に見て線の在処がわかることで、選手達だけのために引かれた線ではないのです。
ミヨーのカレドヌールは、かなり傾斜した面を幅4mに16等分割したテランです。ブールにスピンをかけないと、どんどん転がって、隣のテランへ出てしまうほどです。
そうしたブールは、カレドヌールでは有効ですから、隣のテランの競技中の選手は、入り込んで来たブールが自分たちの競技に邪魔な位置なら、マルケだけして、勝手に取り除いてしまいます。
各テランを囲む線が、日本のようにコートラインではなくて、競技限界線(リミテドジュー)で、審判員は、「これは単に枠だ」と説明してくれたのです。
つまり、コートラインという表現はペタンクには無いのです。その枠の中にビュットを投げなさい。ということになるのです。
審判員が枠(カドル)と呼ぶ線は、指定テランを囲む枠(競技限界線)が16面分連なって、そのすべてを囲んで外周にリーニュドペルトが存在しましたから、表現は異なってもカレドヌールは、日本のコートと同じ解釈で競技できました。従って問題は生じなかったのです。
(註;2007年からの規則では、ミヨーのテランも、16面すべての外周を囲った一本線がリーニュドペルトになって、行われているようですから解釈はさらに明快になりました)
カレドヌールテランの使い方が調査課題になる
しかし、新規則でも、1例として、規則に適って投げたビュットに寄せたブールを、相手がティールして、ティールしたブール、されたブールの両方が隣のテランに飛び込みました。この場合、ビュットからの両方のブールの距離を測定しませんね。有効な指定されたテラン(テランデリミテ)上のブールが無くなったのですから、次に投球するのはティールした側が行うと従来の規則で判断するのは同じだと考えられます。
カレドヌールであっても、砂利が深い部分、粗い砂のアスファルトのような固い部分など、様々にテランの状態が意図的に変えられていました。(私が経験した時は、少なくとも、そういう状態のテランでした)
カレドヌールの16面以外の公園内のすべてのテラン解釈は、2006年の競技規則の改定までは、私には、日本の競技規則と照らして、どうにも理解できないテラン解釈でした。
偉大なるフランスのローカルルールと考える以外に無かったのです。
それが(氷解した)という言葉が当てはまるような現在の競技規則です。しかし、日本では、まだ理解される方が少ないようで残念です。
従来、日本では12m×3mのテランさえ受け入れられませんでした。
3mテランでは、中央部分幅1mの範囲にビュットを投げなければならないという問題も、日本では「無茶だ」とさえ言われました。
ミヨーのテランでは、とうてい1m幅の中に投げられない石ころテランが多く有ります。そういうテランでは、審判員が認めれば囲む線から50cm内側であればよい、という許可を得る必要が(正式には)あります。しかし、わざわざ審判員を呼びに行くような選手はいませんでした。
思うように1m範囲内に止まらないビュットを「ここでいいだろう」「OK」でやってしまったりすることさえ当たり前でした。どうしても投げ直して正しくやろうと言うことなら、それは規則ですから相手も従いますが、あまり固いことも言わない方がいい雰囲気でした。
いわゆるエンドラインのコートラインとの間隔は1m以上でなければならないという解釈を、日本では固執する方がありますが、平滑な広大なテランならそうあるべきですが、石ころばかりのテランではあまりこだわらないのがミヨーのテランでした。
コートラインという表現は日本だけのものです。コートラインに相当するラインの表現は、フランス連盟の規約ではリミテドジューつまり(競技限界)です。審判員は、カドル(枠)と呼んでいます。枠の中でビュットを投げなさいと判断するのです。
日本と比較して理解しよう
ねんりんピックでは、コートラインから1m離してエンドラインが張れない会場なら、会場の変更まで要求されて実施して来たことも原因しています。
私がフランスで、最初に審判員に質問したことがその問題でした。
審判員は、リーニュドペルトは、リミテドジューから、最低10cm以上離せばよい。それが規則だ。と言われました。調べましたら原文中の une distance (少し離して)という言葉が、理解され、翻訳されていなかったのです。
ただ、このように狭い幅でリーニュドペルトを設営した場合に、注意することがあります。ビュットがテランを区画する線(コートライン)の近くになりますと、リーニュドペルト(エンドライン)から1m無いことになります。4m×15mの枠内であるから、OKという考えに対して、エンドラインから1m以上内側にビュットを投げることの方が優先すると考えた方が良いのです。
この場合のビュットの投げ直しは、相手エキップに了解を得てから行うようにします。ビュットを打って無効にすることが簡単にできる位置にビュットを投げたからです。不利になればビュットを打ってメーヌを無効にしてしまう作戦が日常茶飯事のフランスで、不利になったら、すぐにビュットを飛ばしていては、なかなか競技は進行しません。フランスの選手には、ビュット飛ばしが当たり前の、不利な状況からの脱出法です。
スポーツペタンクの醍醐味は、ティールとポルテの応酬です。 従って、ブールが真っすぐに転がって寄せることが容易なテランは、ほとんど使われません。 平滑に見えても、小石が埋まっていたりします。日本から参加して、まず驚くことは、転がし寄せが難しいことです。ビュットから30cmに寄せた相手のブールより、さらに寄せようとする作戦が、日本では普通に行われますが、それが通用しないのがフランスです。 選手全員がティール力を身につける必要があります。
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